第5回ふくつの古墳まつり 春の古墳で一句入選作の発表

ふくつの古墳まつりとして初めての試みでしたが、「春の古墳で一句」は276句（中学生以下29句）と多数のご投稿をいただきありがとうございました。

すごく盛り上がったと思います。

応募数も予想以上で、しかも小学生から年配者まで、力作ぞろいで、選考メンバーが３時間もうんうん頭を抱えながら、ようやく決定しました。部門ごとに、まず全部目を通して、３つ選ぶところから始めましたが、それが毎回みごとに、選考委員みんなバラバラ！そのくらい、良い句がいっぱいあったのです。

でも数を絞らないといけないので、その中から二つ、次は一つ、と決めていきました。偶数で選考したので同数に割れて、ついには課長判断で決めてもらったのもありました。

入選を逃した素敵な句もたくさんありました。

では入選作の発表です。以下敬称略

「古墳の部」（121句）
　最優秀賞　真子敬明　「古墳巡り 紋白蝶に 誘はれて」
　　優秀賞　みっちー(中学生)　「菜の花や 春を感じる 古墳群」
　　優秀賞　藤井平八郎　「菜の花に 埋もれたるや 黄泉の国」

「菜の花」の部（122句）
　最優秀賞　林田健介　「菜の花と いにしえ人と 空の青」
　　優秀賞　あおいもみじ　「そよ風に ゆれる菜の花 福の色」
　　優秀賞　河合虹呼(小学生)　「菜の花や 福津の笑顔 満開だ」

「馬車」の部（33句）
　最優秀賞　みおゆり(小学生)　「馬車に乗り 行ってみたいな どこまでも」
　　優秀賞　さくらんぼ　「馬車揺るる 若葉の空や 瑠璃の海」
　　優秀賞　新六　「春風に たてがみ揺らし 馬車は行く」

福津市長賞　井上眞知子　「ぽかぽかと 菜の花日和 良き福津」

福津教育長賞　みっちゃん(小学生)　「古墳群 昔の人の 置き手紙」

ボランティアガイド会賞　福島玲子　「菜の花や ボランティアガイドの 声渡る」

一句がこんなにウケるなら、今後も続けて、『古墳と一句』を名物にしたいです(o^-^)